12月3、4、5日は、セミナーのために東京に行きました。
新幹線のなかでは予想外のアクシデントに見舞われたものの、セミナーとは全然関係無いんですが、絶対行こうと決めていたイベントがあったんです。

それは「大嘗宮(だいじょうきゅう)一般参観」です。

昨年の4月30日をもって平成が幕を閉じ、天皇即位の5月1日から令和がスタートしました。

ここで大嘗祭とは何か、大嘗宮とは何かを説明します。

毎年11月に新嘗祭というお祭りがありますが、これは日本神話では天皇は天照大御神の子孫ということで、天皇自らが初穂を食すことで新たな力を得て、翌年の五穀豊穣を国民に約束する行事と考えられているんだそうです。

ちなみに、第二次世界大戦後、GHQ(連合軍総司令部)によって、国家神道の色が強い「新嘗祭」という祝祭日を無くして、別の名前の祝日にするよう提案があり、改めて祝日にしたのが「勤労感謝の日」なんだそうです。

そして、この新嘗祭のなかでも即位後初めて行う儀式を大嘗祭と言います。
皇位継承に伴い一代に一度しかありません。

大嘗祭の儀式は平安時代から基本的に変わっておらず、今回の儀式も踏襲されているそうです。

神道の考え方では、丁重に神をおもてなしするためには、「清らかさ」が何より大切なのだそうです。

ですから、今回の大嘗祭のためにこれまでに全くの未使用である大嘗宮を新設し、儀式後には取り壊すのだそうです。

その取り壊す前に、一般参観があります。
それが11月21日~12月8日の18日間なんです。

こんな滅多にない機会に、タイミングよく東京に行く用事があるなんて、私は絶対行くぞと心に誓っていたのです。

ちなみに私は無宗教です。
眼鏡の話が出てこなくてスミマセン。
順番に出していきます。